ホ・オポノポノ ヒューレン博士 ジョー・ヴィターレ ハワイの秘法 船井幸雄 豊かに成功するホ・オポノポノ 2013年09月11日
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2013'09.11 (Wed)

体験談「依存の連鎖を断ち切って」

Love yourself and your soul will guide you.


8月25日に発売されました、私の新刊『人生を創造する自愛メソッド』には、それぞれの立場から『自分を愛するプロセス』を語る10人のストーリーが掲載されています。

そのなかのひとつをここに紹介させていただきます。


自愛メソッド2小/オビあり


 体験談 6 「依存の連鎖を断ち切って」
                                藤縄 あけみ



 会社の経営者だった父は、わたしが3歳のころから酒乱でした。
 独立してまもない経営者だった父は、昼は夢中で会社の経営に走り廻り、夜になるとそのストレスを酒で満たしていました。夕飯のテーブルがひっくりかえされるのが合図のように父は暴れだし、茶碗や物を投げつけて破壊し、父の兄弟と乱闘になり、次いで祖父や祖母と乱闘になるのです。
 ですから家は毎晩大変な騒ぎでした。

 酒を飲むと父は乱暴になりますが、子どもたちには手をあげたことはありません。昼間はとても真面目で優しい、仕事熱心な父でした。昼間の父はかっこいい。ところがその父が帰ってくるとどうなっていくかわからない。わたしは父が玄関を開けたときから今日はどんなふうになるか注意深く観察していました。晩酌が始まると、どの段階でわたしは母を連れて逃げ出すか、いつも考えていました。
 本当に生きた心地のない毎日でした。

 母は、農業を手伝いながら父の会社の事務経理をしていただけでなく、酒乱の夫、大姑、舅、姑、小姑、住み込みの職人たちの大所帯を切り盛りし、それが辛い、辛いといつも泣いてばかり。ですから、わたしは母が笑った顔を見たことがありません。

 4歳年下の弟は体が弱く、いつも母はつききりでした。このかわいい赤ちゃんはよく「ひきつけ」をおこしたものですから、4歳くらいから始まった小さなカウンセラー業のわたしは、この弟は病気で死んでしまうのではないか、この世はこのまま壊れてしまうのではないかと心配しつつ、同時にどうやってこの状態を改善したらいいのかと責任を背負っていました。

 わたしの家庭は、首尾一貫せず、予測不能で勝手きままでした。たとえば、今日父が酔っぱらって言った言葉がしばらくすると真逆になり、ルールがくるくると変わりました。

 大酒飲んで大暴れする父のことを他人に言うことは絶対のタブーとされ、「父も母も大好きで何の問題もない」としていなければなりませんでした。当時は酒乱が病気だとまだ認知されていない時代でしたが、父はアルコール依存症だったのだと思います。子どもは親の勝手きままな発言や暴力が、アルコール乱用からきていることを知りません。

 母は、この生活のなかで生きていくのがやっとで、自分の嘆き悲しみを発狂させないことが精いっぱいで、わたしの心のケアなどとうてい手が回るはずもありません。

 この生活のなかで、わたしは、当然成長過程で通過する子ども独特の自我をわがままとされ、ストレスだらけの母からいつも言葉の虐待を受けていました。
 わたしは母の人形でした。どんな好みも母の意見で決まってしまうのです。服は母が決めてしまい、母から好みを聞かれたことは今まで一度もありません。母は水玉とフリルが好き。わたしはリボンが好き。でも許されたリボンは制服セーラー服だけでした。

 「あんたってセーラー似合わないわね」初めて中学校の制服を着たとき、そう言って笑われました。リボンや髪飾りをつけたがると「生意気にしゃれっ気づいて」とやめさせられました。「どんなに憎らしい子どもでも寝顔は可愛いっていうのにあんたの寝顔はヒキガエルみたい」と馬鹿にされ、「小さいくせに。子どものくせに」となじられ、「いい気になるんじゃないよ。調子にのってのぼせるんじゃないよ」と釘を刺されるのです。

 なかでも一番辛かったのは、初潮のときのことです。5年生で迎えた初潮を「恥ずかしい」と一蹴され、「みんなにわからないようにしなさい」と言って生理を止める薬を飲まさせられたのです。学校では誰でもなることだと聞いたのに、わたしが悪いから生理になったのだと思いました。隠していてもまた翌月に同じことになります。悲しくて、悲しくて、寝てもさめても死んでしまいたい気持ちでいっぱいでした。

 それでも自殺させてくれなかった。死を選ぶ自由がありませんでした。
 「あんたが死んだあと、どうなるとおもう?子どもが死んだなんてみっともなくて永遠にずっとみんなになじられるんだ。弟が大きくなっても嫁ももらえなくなる。それでもいいって言うのか」
 「辛いよう」の告白はこの一言で木端微塵になり、「わたしは永久に母に尽くしてこの命の償いをしなければならないのだ」と決心したのでした。命がなくなるまで・・・。

 普通の家庭では、子どもたちは大人を頼り、自分たちが好かれていると信じています。子どもは子どもであることを許されているし、それは明日も同じであるとわかっています。
 しかし、我が家は違いました。大人たちは一貫性がなく、気まぐれで、不安定です。このわけのわからない痛みや混乱を子どもなりに秩序立てられなければ、精神が破壊されてしまったでしょう。

 そこでわたしはシンプルな秩序を編み出しました。家族の不安定は自分のせいであるかのように思い始めるのです。「すべて自分が悪い」という究極の論理です。
 それは「わたしは可愛がられていない」から「わたしなんて必要ない」になり、「わたしは愛を欲しいとは思わない」「愛なんてないのだから愛を拒絶する。愛は信じられない」という具合に変わっていきました。家庭内の調整役は、生きている限り心を配り、言葉や行動を選び、責任を負っていかなければなりません。

 一番かわいがってくれる信頼できる父は、夜になると別人になり暴れます。母はいつも恨みの訴えをわたしに求めます。だから、わたしはそういう哀しい秩序を自分で創り出すしかなかったのです。

 通常、子どもは完全に両親の慈しみと養育に頼っています。文字通り生きることを可能にする人です。家庭を与え、食べ物を与えてくれます。そして子どもの自尊心の源でもあります。だからもっとも深く愛する人が自分をもっともひどく傷つけると、自分のほうがひどく間違っている何かがあるに違いないと結論づけてしまうのです。

 自分のことも他人のことも信じないようにし、自分の感情を引き離し、自分の必要を否定することで生き延びました。なぜなら自分の感情やニーズは非常に危険なもので、あまりにも苦痛が伴うからです。あとで知ったことですが、このように成長した人を“アダルトチャイルド”と呼びます。

 また、小さいころか霊感があったわたしは生きる場所を得るためにある宗教に一人で入信し、家族のため先祖のために祈りの生活をしながら大きくなりました。
 父も中学生になるころには、呑んでも暴れなくなっていきましたが、母を救うために父を悪者にして母を助けるようにしました。冷たく恨みがましくわたしをなじる母よりも、父は子どもたちを可愛がってくれましたので、このやりかたは、とても苦しかったです。

 宗派の考えもあり、わたしは本当の自分の好みも感情もわからず、父と母が幸せになるように、そのためだけに祈りました。当然2人の愛の結晶であるこの肉体をひどく憎んでいて、これは仮の姿であると思い込み、精神世界だけで息をしているような状態でした。

 そして、この苦しいなかで必死に自分探しをしました。自立したくてもがいていました。本当の自分とは・・・。わたしの使命とは・・・。ミッションとは・・・。わたしとは・・・。当然宗教の教えと合わなくなりますので、成人して団体をやめました。

 ところが、何をやっても専門家になると一切を投げ出してしまいます。
 河合先生の元での話で、あとからわかったことですが、母はわたしに依存していましたので、わたしは成功すると、母がわたしの人生をのっとってしまうと感じていたからでした。
 結婚したのも母から逃れるためでした。専業主婦になることは母への一番の復讐だったのです。

 ところが母への復讐のはずだったのに、母よりも幸せになってはいけないわたしが選んだ夫は、最近まで本当に冷たくて、大変ケチで、自分の専門職しか出来ない、心ない男でした。そこでもわたしは「お母さんはわたしよりも幸せよ」と母をなぐさめる役を懸命に果たしていました。おまけまであって、嫉妬深い夫の妹との関係は最悪で、わたしは不安神経症を患い、心療内科へ通いました。

 「お母さんはわたしよりも幸せなのよ、だから喜んでね」と。心療内科ではアダルトチャイルドを学び、心理学へのめり込んでいきましたが、ここでもこの母との依存から逃れることはできませんでした。被害者と加害者をわけることで自分と依存者との境界をつくるため、わたしはどうしても母を加害者にすることはできなかったのです。共依存という仕組みを知り、アダルトチャイルドを知り、その心的外傷を知って嘆き悲しむばかりでした。

 あるとき、河合政実先生のご著書を読み、そのあと個人セッションに赴きました。そのときこの依存の連鎖が、記憶の再生であると知りました。
 父は不安の安心場所を妻に依存し、母は自分の安全と存在価値を娘に依存し、わたしは背負いきれない責任と宿命を、あるときは宗教、あるときは自分の職業、心理学、と変えていっただけなのです。わたしは、自分自身と繋がっておらず、結局、共依存の輪のなかにいたことを知ったのです。

 それから1DAYセミナーを受け、自愛を学んでいきました。
 話を聞けば聞くほどハンマーで頭を殴られるようなショックでした。

 これは記憶の再生なのだということ。
 人は人を助けることはできないこと。
 自分の人生は自分を愛するためだけにあっていいのだ。
 記憶の再生はCDのようなもの、データを消去すれば再生しない。
 人類のために生きる必要もなければ使命なんてない、まして過去世の贖罪などありえない。
 罪はなかったのです。この世界は愛と、愛を教えてくれるもの、つまり愛以外にはないのだと。

 『自愛メソッド』はびっくりするほど簡単ですが、とてもパワフルでした。
 そしてこの世界は自分が創造していた世界だということも驚きでした。

 『エグゼクティブセミナー』に2度参加して、人生脚本の書き換えを行ったワークでは、被害者だと思っていた自分が、実は今の世界を創り出していたことがわかりました。
 驚きながら喜んだわたしですが、それを手放すとなると、真髄のところで苦しくなりました。

 依存関係の家族のなかで育つと、依存が成功体験であり、そうでなければ生きられなかったので、その役割を手放すと自分が消滅してしまうような恐怖を味わいました。
 自分を信じることが一番苦しく怖く、ともすると以前の感覚に戻ってしまいそうになりました。
 被害と加害の一体を学びながらも、母が家族のために人生を犠牲にしたことへの贖罪をしていたわたしのことを、これは自分の記憶のクリーニングとして手放していきました。

 霊感があるわたしは、記憶を手放すときに過去世を映像で見てしまいます。過去世にはそのまた過去世があり、きりがありません。
 河合先生は「あなたが今誕生しているこの人生だけにフォーカスしてクリーニングすればいい」と教えてくれます。不思議なことに自分の人生にだけ焦点を当ててその感情を愛して「ご苦労さん」と抱きしめていきますと、見える映像は気にならなくなり、自分を愛している感覚が増します。
 そして「クリーニングしよう・・・、消去しなければ・・・と執着しないで大丈夫なんだよ」と支えてくださいました。

 セミナーを修了するころには「自分に愛しているよ」と言うと、なんと内側から「愛しているよ」とわたしがわたしを抱きしめるようになってきました。
 気づくと、母はだんだん自分自身の楽しみを見つけ、あまり嘆き悲しまなくなっていました。最近では、花を育てることに喜びを見つけ、荒れた庭や畑の整理をしていますが、手伝えと言われたことはありません(笑)。「あなたはあなたの生活があるでしょう」などと言うのです。

 弟が最近結婚したのですが、宴席に集まったかつての酒乱のメンバーはなんと、仲良しの陽気な酒豪たちに変わっていました。かつて父と取っ組み合いのけんかをした酒乱たちの口から出る言葉は、わたしと弟がどんなに可愛かったかという想い出話ばかりで、最後まで愉快な父の兄弟たちでした。

 そして、今、わたしの夫はとてもやさしくなり、とっても素敵なパパになりました。亭主関白でいた人が、今は、夜遅く帰ってきても茶碗を洗ったり、洗濯をしてくれたり、掃除をしてくれたりするのです。

 今、わたしはわたしが大好きで、この世に生をうけたことに心から感謝しています。
 この完全な世界が素晴らしいです。

 依存の連鎖を断ち切り、自立できたのは、被害・加害で境界をつくることでもなく、贖罪することでもなく、人類愛でも、霊媒でも、心理学の分析でも、何かの専門家になることでもありませんでした。

 最初からわたしの人生がここにあったのです。
 自分を心から愛し、自分を慈しみ、自分と父母のクリーニングをしただけで、最初から誰にも依存されない依存しない(奪わない奪われない)、自由なわたしは、愛そのものの存在になったのでした。
 
 これからの人生をどんな風に創っていくかとても楽しみでなりません。
 シンプルでパワフルな『自愛メソッド』が大好きです。

 この世界は愛そのものです。

 河合先生、本当にありがとうございました。






【自愛メソッド】については、下記の専用ブログをご参照いただけますようお願い申し上げます。
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※【自愛塾】『幸せを呼ぶ自愛メソッド』

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ごめんなさい。
許してください。
ありがとうございます。
愛しています。

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