ホ・オポノポノ ヒューレン博士 ジョー・ヴィターレ ハワイの秘法 船井幸雄 豊かに成功するホ・オポノポノ 2012年02月
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2012'02.13 (Mon)

被害者と加害者

I'm sorry. Please forgive me. Thank you. I love you.


日記の方が久しぶりになって、読者の皆さまには大変申し訳ありません。
また、コメントへの返信もなかなかできずごめんなさい。


「父の愛」という日記は大変な反響だったようで、「涙が止まらない」「お金のクリーニングが出来た」という声がある一方で、「新聞配達の少年に対する配慮がない」というコメントもいただきました。


みなさんからコメントをいただいたおかげで、忘れてかけていた記憶がいくつか蘇りました。

私の記憶では、当時新聞が届かなかったことが何回か続けてあり、その度に父や私が新聞屋さんに電話をして、配達してくれるように頼んでいました。

ところが、そういうお願いの電話をしても、結局新聞が届かなかったことが何回かあったのです。
それがこの「父の愛」の日記の前段となっています。


後日談もあります。

翌月のことです。今度は、その少年ではなく、新聞屋さんの責任者のような方が集金に来られたので、父が応対したところ、「引き継ぎもなく配達員が続けて辞めてしまったので、混乱している。大変申し訳ない」と謝って帰ったことを想い出しました。


さて、私が書きたかったのは、父がなぜそんなことをしたのかという前段や後日談ではなく、「被害者」と「加害者」の構図についてお話したいのです。

このことは、本来は、ホ・オポノポノを扱うこのブログではなく、『≪自愛塾≫自分を愛すれば魂が導いてくれる』の方に書くべきことだと思いますが、前回の日記と関連があるので、こちらにアップさせていだきます。


私は、40年もの間、父を「加害者」、新聞配達の少年を「被害者」として、扱って来ました。
つまり、私は40年前に、父を加害者として、新聞配達の少年を被害者として、裁いたのです。

しかし、その瞬間に、気づかぬうちに、私も父の「被害者」となってしまい、お金持ちとお金を憎むようになりました。


本来、人間は100%完璧な存在です。

父を“横暴な金持ち”、新聞配達の少年を“貧しい可哀そうな人”と断定することは、私の記憶の再生のなせる業なのです。

読者の中に同じように思う方がいるとするならば、その方も同じ記憶が再生しているのが原因なのです。


そもそも、この世界には“愛”しか存在していません。
ですから、“悪”も“過ち”も“罪”も、実は存在しないのです。ですから、“悪者”も存在しません。“悪者”が存在するとするならば、それは私たちの記憶の再生から“幻想”を見ているからなのです。


もうひとつ、考えていただきたいのは、新聞配達の少年を被害者と断定することは、父を加害者と断定することと同じくらい、大きな問題を引き起こす記憶の再生の原因となっているということです。

新聞配達の少年=貧しい可哀そうな少年と思い、被害者とした瞬間に、私たちは、“彼は貧しい可哀そうな人である”という記憶をさらに肯定することになるのです。

誤解を恐れずに申し上げますが、私たちは、人助けを好んでやることがありますが、実は、安易な人助けというものは“助けてあげなくてはならない”状況をさらに肯定していることになるのです。


私は、40年前に、父(金持ち)=悪、新聞配達の少年(貧しい人)=可哀そうな人という、裁定を下し、父を裁きました。

しかし、それは同時に、新聞配達の少年と自分自身を“貧しい人”“可哀そうな人”というレッテルを貼り、その記憶の再生を続けて来たのです。


40年前の私の記憶の消去によって、この加害者と被害者が存在する悲劇は終わり、代わりに愛しか存在しないというパワフルなドラマにシフトいたしました。

その中で、新聞配達の少年も、私も、“貧しさ”と“憐れみ”から解放され、豊かさを求めて、力強く生きていくことが可能となったのです。


どう解釈するかは、私たち自身それぞれが決めることです。

悲劇のストーリーを続けるか、パワフルなストーリーにシフトさせるか、それは自由です。


世界は、私たちの記憶の通りに再生されます。
言葉を変えれば、私たちが思い描いた通りに、創造することができるのです。



I'm sorry. Please forgive me. Thank you. I love you.



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ごめんなさい。
許してください。
ありがとうございます。
愛しています。

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