2017'05.15 (Mon)
亡き父・母・兄からのメッセージ
ホ・オポノポノでは、ウニヒピリ(潜在意識)との対話を最も重要視しています。ウニヒピリとは、自分自身のことです。まず、自分自身と対話し、自分の気持ちを大切にすること、つまり自分を愛することが、ホ・オポノポノの大前提なのです。

わたしは、毎朝仏壇にお線香をあげています。
32年前に亡くなった母。
29年前に亡くなった父。
そして、3年前に亡くなった兄に対してです。
お線香をあげながら、心の中で「お父さん、愛しています。お母さん、愛しています。お兄ちゃん、愛しています」と言って、クリーニングをしています。
そして、その時に何か浮かんでくる記憶がある時は、その記憶をクリーニングしているのです。
わたしは、家族のクリーニングは、とても重要なことだと思っています。
なぜなら今生の人生で起きて来る出来事のほとんどの記憶の原型は、家族との記憶のなかに存在しているからです。
成人してから人生に起きて来ることは、そのほとんどが原型の記憶の再生であると言っても過言ではありません。
それよりも、何よりも大切なのは、家族の記憶のクリーニングなのです。
先日のこと、いつものように父にお線香をあげて、『お父さん、愛しています』と心のなかで言っていると、お金のことで質問したくなっている自分がいることに気づきました。
「お父さん、未だに僕は、お金の記憶で苦労しています」
父は、何も答えません。
父は、ワンマンな2代目の経営者でした。超堅実な経営とシビアな支払いで、大きな財を成した人です。
支払いに関して、父はとても厳しい交渉をするものですから、時に相手の人が泣いたり、怒ったりするのを子供時代からわたしは見ていたので、わたしはお金に対して、とてもネガティブな記憶がありました。
「お父さん、お金とは一体何なの?」
「お金とは愛だよ」と父。
お金の記憶で、いつも悩まされていたわたしにとって、とても衝撃的な言葉でした。
かつて、お金のことを憎んだり、トラブルの元だと思ったり、人を不幸にする原因だと考えたりしていたわたしにとって、思いもよらぬ言葉でした。
続いて、お母さんにお線香をあげて、『お母さん、愛しています』と心のなかで言っていると、今度は母に話かけている自分がいました
「お母さんは、僕に何を教えたかったの?」
母は、わたしを生んでから亡くなるまで、そのほとんどを精神病院で過ごすという哀しい人生を送った人でした。その結果、わたしは、いつも母親の愛情に飢え、とても寂しい子供時代を送ることになったのです。
「この世の中には『愛』と『愛と対極にあるもの=愛が大切であると想い出させてくれるもの』しかない、つまり『愛』しか存在していない。そのことを知ってもらいたかったの」と母。
母がいなかったおかげで、わたしはとても愛に飢えて育ちました。確かに“愛の大切さ”を肌に感じて育ったのです。
寂しい子供時代は、そのためにあったのか・・・。
最後に、3年前に亡くなった兄にお線香をあげました。
兄は、35年間統合失調症でした。医師からは「絶対に治らない」と言われていました。なおかつ、32年前の自殺未遂により、両足を失い、それからずっと車椅子の生活をしていました。
「お兄ちゃん、愛しています」
「僕は、ずっと政実の鏡の役目をしていたんだよ」と兄。
統合失調症という病気はとても人をシンプルにします。
わたしの心が乱れていると兄も乱れていました。
わたしの心が平和であれば兄も平和でした。
『人生は自分の心の投影である』ということを、兄は身をもって教えてくれていたのです。
家族との記憶で苦しんだと思っていた自分。
でも、それはすべて家族からの贈りものだったのです。
そして、わたしは、今、とても家族を身近に感じています。
生きていた時よりも、家族をずっと近くに感じています。
お父さん、愛しています。
お母さん、愛しています。
お兄ちゃん、愛しています。
これからもヨロシクネ!
(「幸せを呼ぶ自愛メソッド」より)
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効果のない祈りよりも、断固とした行動をオススメします。
あなたが強い決意をすることが、環境を変えます。
すべての人は、完璧に生まれ、完璧に育ち、完璧に亡くなります。
ご先祖様も同様です。
ご先祖様も完璧に亡くなっています。
どうかご先祖様を可哀想な存在にせず、完璧な存在にしてあげてください。
だから、幸せになっていいのです。
> 私たちは先祖(家族を含む)より幸福になることに罪悪感があるようです。これは先祖への愛です。このため、先祖が過去に被った理不尽な出来事や差別等に対し怒りがあり、これらのために戦うこともあります。また、先祖と同じことで成功も失敗しています。私は、2,3歳のころ母親と一緒にいて母親から拒否された記憶があります。その後も、母親から感情を受け入れられませんでした。換言すると、話を聞いてもらったり、理解してもらったり、共感してもらったことがありません。さらに、他の子どもと比較され「他の子どもの方が良い子だ」と言われ、自分は悪人であると思い込みました。このため、被害者意識や無価値感が強いです。無価値感については、全く評価も期待もされませんでした。このような状況の下、私は自分が嫌いで、自他とも信ぜず、自分を持っておらず、熱中する性格(これは生まれ持った性格だと思います)であるにもかかわらずさめたところがあり物事を否定的に見てしまいます。。これらの罪悪感や被害者意識を取り除くにはどのようにすれば良いですか。このような感情が浮上したり思い出した際「愛しています」と言えばよいのですか。つまり、人間は、幼少のころ無条件で受け入れられないと自分を愛し肯定的に考えることができないのですね。
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もちろんでないのですが、小さな静寂な部屋にかかって来ると響くので怖いです。元々、私は生真面目で物事を真剣に考えるタイプの人間です。「問題にフォーカスせず生活を楽しむ」と言っても気になります。起こることは波動に共鳴することなので、これも私が引き起こしているのでしょうか。つまり、起こることを許可しているのでしょうか。元々被害者意識が強いのですが、このような状況ではもっと強くなります。今後も、原体験の恐れを癒し続け、かかって来る度に「完璧だ」を継続すれば良いのですが。癒すことも長期に渡って続けないと癒されないのですか。